率直に言って私は本を多産する能力はなく、私の本分は行動で示すこと、実学にあると考えています。
36年前に「崩壊するエネルギー文明」を出版した後、何冊か潮目が変わる時の人づくり、産学連携や政学連携の重要さを訴え、本を出してきました。
これまで、「答えのない時代をどう生きるか」(ごま書房1980年)、「エントロピーからの発想」(講談社現代新書1983年)、「デミングの組織論」(東洋経済新報社2002年)、「産学連携からの人づくり」(編著 東洋経済新報社2007年)、「フロニーモスたち(心を研ぐ)」(宣伝会議2009年)」、「心を研ぐ」(編著 宣伝会議2009年)を出版しています。
絶版となっているものもありますが、ご参考までに内容を紹介します。
「崩壊するエネルギー文明:36年目のリビジット(再点検)」(2011年11月宣伝会議から出版発売) については、メニュー項目に詳細を別途載せていますのでお読みください。
![]() |
『崩壊するエネルギー文明:再点検(リビジット)』 ―有限な地球でどう生きるか(三六年目の点検) 武田修三郎(著) (2011年11月宣伝会議より発売中) ![]() 「崩壊するエネルギー文明」の紹介と購入ができる宣伝会議HPへ 「崩壊するエネルギー文明」のレビューと購入ができるAmazon HPへ |
![]() |
『フロニーモスたち(心を研ぐ)』 武田修三郎(著) (2009年1月宣伝会議より発売中) ![]() 「フロニーモスたち」の紹介と購入ができる宣伝会議HPへ 「フロニーモスたち」のレビューと購入ができるAmazon HPへ |
![]() |
『心を研ぐ力』 武田修三郎+日本産学フォーラム(編著) 豊田章一郎(監修) (2009年3月宣伝会議より発売中) ![]() 「心を研ぐ力」の紹介と購入ができる宣伝会議HPへ 「心を研ぐ力」のレビューと購入ができるAmazon HPへ |
![]() |
『産学連携から人づくりへ』 豊田章一郎、近藤次郎、吉川弘之(監修) 武田修三郎、日本産学フォーラム(編著) (東洋経済新報社 2007年) |
![]() |
『デミングの組織論-「関係知」時代の幕開け』 武田修三郎(著) (東洋経済新報社 2002年) 京都大学松本総長推薦 平成22年1月14日朝日新聞記事 私は、1980年代末に、アメリカでの大学に戻りました。当時東海大学の先生をやっている時に、サバティカル制(アメリカの大学でとられている何年か教えれば一年間は大学を離れ、勉強できる制度に準じたもの)があり、それを利用しました。その一方、当時、私は大学人としての生き方に何かおかしいと思い続けており、新たな学習の機会が真に欲しかったことがありました。結局、その後東海大学を休職しコーネル大学のガバーメント(公共経営)学部に在籍、またその後、ジョージワシントン大学のエリオットスクール(国際関係)で教え、テネシー大学では(研究担当)副学長兼コンピュータサイエンス特別教授につきました。この間に、各学部の優秀な教授だけでなく、コーネル大学ローズ学長、ジョージワシントン大学トラクテンバーグ学長、そしてテネシー大学アレキサンダー学長といったアメリカを代表する学長の方々との出会いがありました。(特に、トラクテンバーグ学長とは生涯の友人として付き合いをしており、またアレキサンダー学長もその後、教育省長官を経て上院議員(共和党)につかれていますが、今も時々にお目にかかっています)。その当時、アメリカでは学長と企業のトップがフォーラムを作っていることを知り、私自身もそのような場に出席しだした。これがきっかけとなり、東海大学に復帰後、当時経団連会長をされていた平岩外四会長に、日本にもこのようなフォーラムの必要性の話をさせて頂き、その後、日本産学フォーラム発足への動きとなりました。 さて、「デミングの組織論」のことですが、テネシー大学当時、大学内外の人たちから品質管理やそれを戦後の日本に伝えたデミングについて多くの質問を受け、この時初めて、品質管理とは何か、デミングがどのような考えをもっていたのか、また、この時の日本人たちは、デミングの教えにどう反応したのか、日本が達成した高度成長との関係は、といったことを学びました。デミングの概念の勉強は日本に帰ってからも続き、その全容がわかってくるにつれ、戦後の日本の高度成長の理由がここにあったと考えだしました。しかし、その後日本でガラパゴス化がおきたのは、デミングの概念の深さを知らず、これを単に道具や手段として受けとめだしたことにある、と。このことについて、3年前に私は興味ある経験をしました。私の知人にノキアの女性幹部がいて、当時のノキアは飛ぶ鳥を落とす勢いだったのですが、彼女から、トヨタの関係者を紹介してくれないかと言う話でした。彼女はノキアで品質管理を担当し、更にトヨタから学びたいというので、私はそれはデミングの考えをより深く学ぶべきだ、と話したところ、彼女は、いやデミングの考えは概念だけで、トヨタはそれをちゃんと手段化した、だからトヨタとの接点を持ちたいと主張しました。日本とフィンランドは共通点があるとよく言われますが、彼らもデミングの考えの深遠さに気づかなかったのか、と。その時の私は、漠然とですがノキアの限界を感じました。 何れにしろ、私はデミングの概念を世界に先行して導入した日本人たちを20世紀にでた“フロニーモスたち”と考えました。この考えは今も変わっていません。有り難いことに、京都大学の松本総長が拙著を知性を研ぐために必要な古典の中に入れて頂きました。現在絶版となっていますが、武田アンド・アソシエイツにまだ20部ほどあり、ご注文いただければお送りします。 |
![]() |
『エントロピーからの発想』 武田修三郎(著) (講談社現代新書 1983年) この本を書くきっかけは、限界を超えるにはどのような「ものの考え方」があるのか、またそれをどうすれば育めるのか、にありました。エントロピーの法則は、熱力学第二法則、あるいは熱平衡の法則と呼ばれる物理では大原則の法則とされるものです。ただ、全てがこれに従う訳ではなく、現実の世界では、これを超えるものが数多くでています。生命現象、進化、あるいは、私たちの概念・思考もそうです。これは、限界に抗して発展をし続けます。この事実をもとに、どのような発想が次の時代に必要なのかを書いたものです。 |
![]() |
『答えのない時代をいかに生きるか』 武田修三郎(著) (ゴマ書房 1980年) この本では、潮目に気づいた後、これまでの明確な答えがあった時代から、その答えでは通用しない「答えのない時代」へのシフトが始まる、と考えました。答えのない時代の為に何を用意するのか、と。新たな生き方が必要になりますが、その為には、1.どのような時代がきたのか, 2.どのように考え、そして生き方を見つけてゆくべきなのか、について取りあげました。限りある中で新たな生き方を見つめようとしたものです。稚拙な議論が多いのですが、今の時代でも通用する部分もある、と思っています。 |
![]() |
『崩壊するエネルギー文明』 武田修三郎(著) (講談社 1975年)
|
![]() |
『来るべき世界の形を描く』 吉川弘之(編著) (共著日刊工業社 2001年) |
![]() |
Industrial Ecology - US/Japan Perspectives (1994 National Academy of Engineering) |
![]() |
International Task Force on Prevention of Nuclear Terrorism (Contribution,1986 The Nuclear Control Institute) |
![]() |
Preventing Nuclear Terrorism (Contribution,1986 A Nuclear Control Institute Book) |
![]() |
Reinventing The Research University (Proceedings of a Symposium held at UCLA on June, 1994) |
![]() |
Creation and Detection of the Excited State Vol.3 (1973, Mrcel Dekker, USA) |